櫻茶屋 – 選書・ロゴマーク

「これまで使ってきている店名のロゴタイプに合うようなマークを考えて欲しい」と、櫻茶屋さんから話をいただいたのは、まだまだ駆け出しだった2013年の頃のこと。そんなわたしが創業20年を越える喫茶店のマークをつくらせてもらうことにとても緊張したことを覚えています。

以前の職場から近かったこともあり、よく「リラックスできる場所」として通う喫茶店であったこと、オーナーである吉田さんがわたしのつくるものや店で発信するモノゴトを見てくれてる人であることから、緊張しながらもロゴマークを制作させていただきました。

Cl:櫻茶屋 http://sakurajaya.com/
ロゴマーク制作
2014.

みずみずしい季節のパフェや満足感のある美味しい食事を楽しめるくつろぎの空間として親しまれている櫻茶屋さんですが、はじまりはオーナー吉田さんがこしらえる手づくりのお弁当屋さんでした。今はお弁当の販売はしていませんが、「おいしいごはんで喜んでもらいたい」という吉田さんの想いは、副菜充実のランチや晩御飯に引き継がれているようです。

そんな櫻茶屋さんの原点である「弁当箱」、そして今も楽しめる櫻茶屋さんの「御膳」をイメージしたマークを制作しました。

そして2019年。

「まだまだやりたいことがたくさんある!」
とロゴマークを依頼されたときからおっしゃっていたオーナー吉田さん。

この2019年7月5日、櫻茶屋さんは店内のおよそ半分のスペースを改装してリニューアルオープンします。カフェスペースは少なくなりますが、その分、器やお洋服、雑貨などのショップスペースが誕生。そして、店内の片隅には小さな書店『一片 ひとひら』ができました。

この度、こちらの書店『一片 ひとひら』の選書と発注作業、ディスプレイのお手伝いをさせていただいています。

今日は届いた100冊超の献本とディスプレイをしてきました。

選書は、櫻茶屋さんの好きな本や読みたい本などの要望も取り入れながら一緒にセレクトしていきました。

「小さな本屋がある空間をつくりたい」とオーナー吉田さんからお声掛けをいただいたとき、いつも生き生きと夢に向かっていく吉田さんのお手伝いが少しでもできるならと思い、今回ご協力させていただきました。

 

まだもう少し本が並べられそう。
どんどん本が売れれば、またいっぱい並べられるかと思いますので、みなさまぜひリニューアルした櫻茶屋さん、そして店内にできた小さな書店『一片 ひとひら』をどうぞよろしくお願いいたします!

櫻茶屋 http://sakurajaya.com/
徳島県徳島市北沖洲3-8-61

2019-07-03|タグ: ,
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