今年の4月に台南・台中・高雄に旅行に行ったのだけど、ようやく今ごろになって写真の整理をはじめてみると、どうして撮ったのかわからない写真ばかりだった。
とりあえず、“美味しかったもの”は間違いない。
高雄で食べた蒸餃子。
台南で食べたイカのスープ。
そして、1個まるごとカットされて袋詰めされたパイナップル。
味の記憶は強い。
写真を見てるだけで、味も情景も思い出せる。いつかまた食べに行きたい美味しさだった。
そもそも今回台湾に行きたいと思ったのは、カメラマンをしている知人のinstagramに影響されたからだった。台南や高雄で撮られたそれらの写真がとてもノスタルジックで美しい色をしていたのだ。
わたしもそんな台南や高雄を歩いてみたいと思った。
おそらくそのときのわたしはそういうイメージで街のあちらこちらをレンズ越しでみていたのだろうけれど、切り取られていたものは、当たり前だけどその知人が撮った美しい色の街とはかけ離れているものだった。何に惹かれて撮ったのかよくわからない。半年も時間を置いてみたからこそ、よくわからなさが増している。
かろうじてここで見せられそうなものをいくつかピックアップ。
次に台湾に行くときにはちゃんと旅行記が書けるようにしようと思います。