「美術館は心の病院」

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。通称MIMOCA(ミモカ)。
でもみんな親しみを込めて「いのくまさん」と呼んだりする。
http://www.mimoca.org/ja/

耐震工事のため、2018年9月末をもって長期休館する。次にいのくまさんに会えるのは2020年以降。この閉館までに行かなきゃ行かなきゃと思っていたのに、気づけばあっという間に9月の最終週となっていた。徳島市から香川県丸亀市まで高速道路を飛ばして片道1時間半。予定の合間を縫ってとんぼ帰りで行ってきた。

そんなに頻繁に毎回の展示を観に行っていたわけではなかったけれど、同じ四国にMIMOCAがあることは救いだった。1時間半でいのくまさんに会いに行けることは救いだった。

新しいものを観させてくれるだけじゃない。もちろんいのくまさんの生み出すものも大好き。
「誰もが気軽に立ち寄れる日常のなかの美術館であること」。「子どものたちの心を育む場所であること」。
そんないのくまさんの思想も大好きだ。

憧れ。まるで海。強さと安らぎ。
指針や気づきも与えてくれる場所。そこはわたしにとって「癒し」そのもの。

また会えるのだけど。
しばらく会えないから会っておいた。
また会える日までのために。

 

最後にこの場所にも。ありがとう、カフェレストMIMOCA。

 

「心の悩みをみんなここで治してください。」−−−猪熊弦一郎

 

たくさんたくさんお世話になりました。
またいつか。

2018-09-30|タグ:
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