昨日は『遥遥 – はるばる』原画展、最終日。
そして、クロージングイベント『えとことばのライブ』開催日でした。
10日間にわたる会期に、お久しぶりのお客様、初めましてのお客様、たくさんご来場いただき、本当にありがとうございました!
そして、クロージングイベントを一緒に楽しんでいただいたみなさまもありがとうございました!
『えとことばのライブ』
詩人・小鳩ケンタの詩の朗読と画家・イケダユーコのライブドローイング。
その時間は、『遥遥』に収録している詩を全編読むことからはじまりました。小鳩ケンタさんの伸びやかな声で、ゆっくりと、詩が音となって、染み入ってくる。文字を目で追って感じたときとは違う、音で『遥遥』という一冊を体感するような時間。以前に小鳩ケンタさん自身が言っていたように「詩を声に出して読むことで自分の表現が完成する」ということを、まさに体感しているような。
『遥遥』の完成形がここにある、そんな風に感じられる時間でした。
声の強さ。言葉と言葉の間。ゆっくり、早く。
詩は音楽のように豊かな表現方法なんだと、気付かされたような小鳩ケンタさんの朗読。
そのあいだ、イケダユーコさんが紙に色を、線を、黙々と落としていきます。一枚一枚、壁に増えていくイケダさんの絵。およそ1時間のあいだに出来上がった20点の作品は、さまざまな表情を持っていました。
絵と言葉、色と声、二人が奏でたものたちは長い長い、心地よい余韻を与えてくれました。
余韻冷めやらぬなか、最後に追加企画のご案内です。
小鳩ケンタさんの朗読から生まれた、画家・イケダユーコさんの絵。
この時間で生まれた作品たちがとてもよかったので、この週末、同じSOSU galleryにて展示と販売をすることにしました。(6/22(土)・23(日)それぞれ13時〜18時)。観てみたい方、買って帰りたいという方、ぜひ遊びにお越しください。
『遥遥』の原画展と本の販売もそのまま設置していますので、会期中に行きそびれたという方もこの機会にぜひ。