日常を視る目

海陽町へ。

徳島県で一番南にある町。

清流・海部川から流れ込むうつくしい海があって、好きな町。つい先日、ひさしぶりにこの町へ。向かった目的地は『タニのいえ』。宮本紫野さんが不定期で展示やイベントを企画しているギャラリースペースです。

タニのいえ https://www.instagram.com/taninoie/

この日の展示テーマは『日常を視る目』。
水彩、日本画、写真、立体など…彼ら彼女らの日々の暮らしのなかから生まれ、つくり続けられた作品たちが、古い民家のあちらこちらに展示されている。タンスにペタペタと貼ったり、引き出しのなかに置かれていたり、展示方法も自由でとってもたのしい。築70年ほどというこの古民家の雰囲気も良くて長居してしまうような空間でした。

11/16(金)からは『16人の超個人的海外体験記展』がはじまるそう。
※ 週3日程度の開館で、だいたい半年間の会期。

これまで、地域のアートイベントのディレクションなどもいろいろと手がけられてきたオーナーの宮本紫野さん。彼女が生み出す企画は意志が一貫しているなあと改めて思った。ふつうに暮らす人たちの日常、なんでもないもの、そんななかからアートの感覚に触れるような企画。ただ作品を鑑賞するだけじゃなくて、観る人の暮らしのなかでアートを楽しむ心を養えるような、良い企画だなあ、と。

彼女の視点をとおして、日常がもうちょっとたのしくなるかもしれない。
この場所でしか体験できない、彼女だけができるギャラリースペースだなあと思う。

 

この『タニのいえ』には喫茶スペースも。お惣菜も買えたりする。
この日はちょっと暑かったのでアイス付きのクリームソーダを。座ってのんびりとしている間、つぎつぎに地元の方々が訪れていて、地域の交流の場にもなっている様子。

やっぱり、いい場所だなあ。

 

帰りは、海陽町まで遠出をすると立ち寄りたいお好み焼き屋、『のなみ』で名物かしわ焼きをテイクアウト。大好物です。

 

夕暮れどき、下校する小学生が駄菓子屋さんに集う町。高校生がパン屋の軒先のベンチでおしゃべりしている町。

いつかゆっくり散策してみたいなあと思った、好きな町。

次の会期中のあいだには、また。

2018-11-15|タグ:
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