紙の可能性

先週のこと。
初めて竹尾ペーパーショウへ行ってきた。

デザイナーのアイデアと、製紙工場や和紙会社などの職人の技術が合わさって、見たことのない新しい紙の世界がそこにあった。紙はなんておもしろいんだろう。紙と印刷物の可能性をよりいっそう強く感じて、やる気も沸いたし、自分の未熟さも感じられた。もっと良いものをつくりたいし、つくれるような力をつけなければ、と。

地方情報誌の編集・ライターとして働いた経験があっても、“編集者”というものがどんなものかわかってないところもあるし、“ライター”と言い切る自信もないし、独学ではじめた“グラフィックデザイン”もまだまだ力不足な気がしてる。いろいろやっててどれも中途半端に感じてしまうことがいつも悩みだ。何者でもないものになろうと思っても、やっぱりどこかで型にはまってそこの基準で測ろうとしてしまう。どこをとってもまだまだ未熟なので、しょうがないのだけど。

実店舗を閉めて最低一年は、それら自分の生業とするものたちとちゃんと向きあおうと決めていた。
まだまだこれから。

 

紙が好き。

この日再確認したその気持ちを大事に、また進んでいこうと思う。

2018-10-13|タグ:
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